【カメラ】デジタル一眼レフを買った理由とAPS-C機材遍歴

Facebookの思い出機能にリマインドされたぜ

はじめて購入したCanon EOS kiss X7は今でもサブカメラとして現役です



2018年10月末日。
先月からだったかFacebookの個人情報流出が世界的に話題になっているようです。

僕もSNSとかブログなんてものはリスクだらけなのでリスクを上回るメリットがない限りはやらないほうがいいと思っています。

でも、僕は残念ながらやめ(られ)ない人で、Facebookだと「メッセンジャー」そして「思い出」の機能がメリットだと思っていまして、これらの恩恵にあずかるためにリスクを冒しています。周囲が続けてるから多少のリスクはあっても抜けにくいなあとかいう日本人が思う日本人的な理由も大きかったりするんですが、一応そういうことになっています。建前としては(笑)

で、先日はこの「思い出」機能によって3年前にFacebookのタイムラインにした投稿内容がプッシュ通知されてきました。それがこちら。



カメラの購入検討とかいうしがない投稿で、大して いいね!もついていないのですが今や写真好きとなった僕はこれ見て「あーなつかしい」と思い出にふけることができるわけです。やっぱりログっとくもんだね、と思いながらさらにログるべく、このブログなんかも久々に書き始めたりするんです。すごいぞ!「思い出」機能!

「下手なのはスマホカメラ(当時はXperiaZ4)だろうが一眼だろうが変わらねーな」とかいうのはさておいて、結局はこの一ヶ月後くらいに購入にいたっています。それまでヤマダ電機やらエディオンやらでさんざんデジイチ/コンデジを触りつづけたのでした。

で、なんだかよくわからなくなってきて「無難にキャノンにしときゃいいんだろうな。キャノンがよくも悪くもカメラ界のトヨタなんでしょ。トヨタにしときゃ大崩れはないんでしょ。みんなキヤノンなんでしょ。どうせ俺はトヨタですよ。」てな具合に最初の画像のデジタル一眼レフ(EOS Kiss X7)をダブルズームキットで買ったのでした。

嘘です。実際はもっとウキウキで買いました。超ウキウキでした。
あーなつかしい。

だいたい3年ぐらいだとは思っていたけど、やっぱり3年ぐらいだったんだなー。カメラ買ってよかったですよ。それなりの出費はあるけどよかった。奥が深いし長い趣味になりそうです。出かけるときのたのしみがひとつ増える。違う視点で景色を見られる。

思い出」機能ひとつでいろいろな思いがわいてきますが、人間は忘れるからここいらでこれまでの3年のこと、カメラを買った理由、機材のことや技術のことなど記録と反省のために振り返ってみたりします。おぼえがき。

七五三撮影(休日繁忙期)が僕にカメラを買わせた
この写真いいだろ?
顔がうつっている写真しかなかったから、ぱくたそフリー素材さんからお借りしました(笑)

カメラ購入のきっかけはこどもの七五三の前撮りでした。

都下にある全国展開の有名スタジオで前撮りをしたときのことでしたが、素人の僕には流れ作業で撮った写真というモノ・コトに価値を見出せなかったんです。

まず、休日の大手写真スタジオはあんまり雰囲気よくないです。七五三のときは特に繁忙期なので仕方なかったのでしょうが、家族連れの客が大勢待っている中でパート社員らしき女性たちが焦りながら時間に追われながらがんばっているんですね。

で、客には丁寧に接客してくれるんだけど従業員同士のやり取りでは連携がうまくいってないようで先輩パート社員と後輩パート社員、もしくは美容スタッフと写真スタッフの関係性がよくないように見えてしまいました。連携の隙間で客のダブつきが発生することもしょっちゅう。結果、誰が悪いではないんだけど客もスタッフもなんだかみんなちょっといらついたり疲れたりしてしまうんです。

そんなんだから、いよいよ子供の撮影という「コト」もベルトコンベア方式にすすんでいきます。とりあえず頭髪にワックス塗ったくって、女の子なら髪結ってお化粧して親にできるだけ1発でOKって言わせてさっさと回転させるのが大事にならざるを得ないのは理解してしまうところです。仕方ないんです。できるだけ短時間で多くの枚数を撮るミッションを店と客が一緒にこなしているような感覚。とにかく駆け足で撮影。終われば少し待ってソファに座り、この中から選んで、できるだけ早く選んで!といった具合です。

選んでって言われても、シャッター押す人がこどもの注目を集めるために手っ取り早く奇声を上げて注目させて撮るもんだから撮れた写真も目線はだいたいあってるんだけど少し驚いてカメラのほうを見たような顔になってるんですよ。「選べいわれても普段うちの子こんな表情しねーし( ゚Д゚)」って困惑します(笑)

結局終わったあとはどっと疲れてしまい繁忙期の大手スタジオ選んだのは失敗だったな・・・と感じてしまいました。こうしたコトを経て納品された「モノ」を見ても期待したほどの手にする喜びは得られませんでした。スタッフさんはがんばってくれてたし、普段はもっといい接客をしてるであろうこともよくわかる。誰も悪くないんだけどね。きっとこれはもうそういう構造なんです。

なんだか大手スタジオの批判のようになってしまいましたが、今となっては照明も大手スタジオだけにプロのノウハウがあることとか、機材もやたらでかい据え付け型の縦横にぶれない安定感のコロコロ付きの特注カメラを使っていたりして、例えその辺のカメラ知らない人が撮ってもルール通りやればそれなりに撮れるという、大企業スタジオならではの付加価値があることはよくわかります。

でも、自分が営業マン時代に地場密着の写真館さんにも出入りしていた感覚からは、写真ってもうちょっとスローでもうちょっと穏やかに家族の思い出を残してくれるイメージだったんですよね。そこに少しギャップを抱いてしまったのでした。

「もうこれからは自分で撮ったほうがいいんじゃない?」←だいたい正解
「エントリークラスの一眼レフですぐモト撮れるんじゃない?」←結果半分正解

妻も同意でした。

当時価格コムで売上1位だったのがCanon EOS kiss X7
標準ズームと望遠ズームの2本のレンズがついたキットで5万円でした。
今思ってもエントリークラスって本当にお値打ちですね!

これさえあれば普段使いも運動会もこなせる。
これさえ買えば自分なら大事に10年使い続けられる。
妻にそんな約束をしたような気がします。
結果、贅沢言い出して守ってません。ごめんなさい(笑)

機材のこと

とにかく当時欲しかったのはこどもを撮るためのカメラでした。
スマホよりレスポンスがよくてきれいに撮れてコンパクトなコスパ系一眼レフ。
求めたのはそれだけでした。

ところがというか、やはりというか3年の間にボディは2つになりました。
レンズは7本になりました。家族が増えました。おめでたいことです。

最初に今もメインをはるいい交換レンズを買えてしまったのが致命的でしたね。
ファインダー視野角とか言い出したのは決定的でしたね。
仕方ない。現状は肯定するか改善することしかできないもんなのです。
これからも前にすすんでいきます。イェー。

(今持ってるやつ)※購入順

ボディ
├世界最小デジイチ Canon EOS kiss X7
└視野角100%で操作性のよい中級機EOS 80D

レンズ
├標準ズーム EFーS 18-55mm F3.5-5.6 IS STM
├望遠ズーム EF-S 55-250mm F4-5.6 ISⅡ
├明るいF2.8通しのシグマ標準ズーム 17-50mm F2.8
├運動会や旅に最適なシグマ便利ズーム 18-250mm F3.5-6.3
├とにかく安くて明るい単焦点 YN50mm F1.8
├とにかく安くてもう少し広く撮れる単焦点 YN35mmF2.0
└EOS 80Dと相性抜群の激速AF 純正EF-S 18-135mm IS USM

そして追加で気になっているレンズがこんだけ。
気づいたら純正志向になってるかもしれんのも面白い。
あとgodoxのクリップオンストロボなんかも買いました。

(今ほしいもの)※順不同

・超広角EF-S10-18mm
・EF-S24mm F2.8
・EF 24-70mm F2.8(赤はちまきとかいうやつ)
・EF 50mm F1.4
・EF 85mm F1.4
・EF 70-200mm F2.8(白レンズ)
・SIGMA18-35mm F1.8
・SIGMA50-100mm F1.8
・Godoxのコマンダー
・タムロンのポトレ向きレンズ(タムキューがフルサイズ24-70だっけか)
・野球見に行ったときに外野からバッターばっちり撮れるレンズ
・フルサイズなにか
・フジフイルムにも興味がある
・オールドレンズ

とりあえず今のところは勉強することが山ほどあるから10年とは行かないまでもまだまだAPS-Cで頑張っていきたい。フルサイズミラーレスが台頭しそうなことを踏まえるとマウントをどこのものにすべきかを頭の片隅に置きつつ機材に頼るのではなく写真の知識能力そのものを中心に邁進したいっす(って言ってみた)。

そういう意味では機材だけじゃなく、本にも資金を振り向けていかないといけないんだろうな。買ってちゃんと読んで定着させる。レンズ資産よりも資産になる気がする。フルサイズはすごいけど全然自分の実力が伴わない。

あ、でもレンズは買います。だって資産だから。
3年足踏みしてた反省とか過ちもログるのだけど長くなったのでいったんこの辺で。

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