【食べたログ byスマホ】自由が丘駅にある老舗うなぎ
「ほさかや」に初めて行ってきた。



仕事帰りに途中駅下車で徒歩1分、
老舗うなぎ屋でちょっと一杯 ができる庶民派のお店!


鰻が食べたくなり、かねてより行きたかったほさかや@自由が丘に行ってきました。自由が丘駅徒歩1分(!)の場所にある老舗のうなぎ屋です。仕事帰りでデジタル一眼レフカメラを持っておらず、スマホ撮りとなっておりますが、よろしければお付き合いください。

からくり焼き ¥350




ザ・昭和な店内のコの字カウンター!
そして至極のうなぎ串メニュー!



大瓶 ¥600


店内に入るといきなりの異空間。昭和感の強いコの字カウンター
まさに名酒場の風格でした。

店の作法がわからない一見なので慎重になっていると、気さくなおばちゃんが突然に「飲み物は?」と聞いてくれます。焼酎が安いようなのですが炭酸系がほしかったので一杯目はビール。アサヒかキリンか聞かれましたので、ここはキリンにしました。

そういえば以前は夏はアサヒ、冬はキリンでしたが、最近はキリンを多く飲んでいます。特にキリンが突出して美味しいとかでもないのですが、あえて理由をつけるならハートランドビール、グランドキリン(当ブログ検索結果)を気に入っていて応援したいからです。たぶん。

肝の酒蒸し ¥300

さておき、まずはアテとして頼んだのが肝の酒蒸し。

肝好きとしてはとても期待していたのですが、かなり淡泊で肝の味もあまりしない。残念ながら僕には合わなかったようです。よくよく見れば常連さんは3点盛りが残っていることを喜び「ああー、今日はあるんだ。じゃあ3点盛り!」なんて注文しているようです。

見れば3点盛りは「う巻き」「にこごり」「八幡巻き」で¥500のお品。どれもこれもいかにも丁寧につくってありそうな、普段簡単に家では食べられない、仕込みに手間がかかるであろうセット。しまった!頼むべきはそっちだったか!!

まさに後悔先に立たず。でも、はじめてのお店だから仕方ありません。気を取り直してビールを頂きながら看板メニューを見て思いをめぐらすことに集中します。当日のメニューに何があり、それを売り切れにならないうちにどのように頼んでシメに持ち込むかはとても大事な作業です。作業じゃないな。戦略構築。そうです。タクティクスです(笑)


塩焼き \350

軍事会議の結果、串の一番手に頼んだのはこちらでした。塩焼き。口の中がタレに染まらないうちに食べておきたかったのです。うまい。ちゃんと鰻。安いのに美味しい。


かしら \300 からくり焼き¥350

次は2本立てで注文。

手前のかしらは鰻の頭。骨感あるかと思ったけど全然。初めて食べました。たぶん、蒸してから焼いているのでしょうね。なぜかこのあともう1本出てきた。皿に置かれてしまったものを突き返すのも昭和酒場的には無粋かとそのまま頂きました。会計は串の本数でやるお店なので注文提供のオペレーションはオーダーを控えておいて消込なんてことはしていません。おばちゃんの脳内だけが頼りのようなのでこういうことは多々あるのかもしれません。

奥のからくり焼きは鰻の身。これも美味しい。欲を言えばかば焼きで食べたい。このお店でもかば焼き(大)が\1,500で用意されています。ただし、その場合は予算的に色々な部位が食べづらくなってくる。結構悩ましい選択になりそうです。

  
肝焼き ¥300  ひれ焼き \300

第三陣。

手前は肝焼き。酒蒸しと違って素晴らしい出来。焼きたてが食べられるのってお店ならではだなーと当たり前のことを再認識。次回はかば焼きと肝焼きを中心に組み立てたらとても幸せな時間が過ごせることを確信。三種盛りとかば焼きと肝焼き2本とビール大瓶で3,200円て素敵。

奥はひれ焼き。背びれや尾びれを巻き付けたもの。黒いのはコゲてるからではありません。見た目のわりに真ん中部分のコラーゲンというか脂身が多く、好みが分かれると思う。僕はリピしないかな。頼むなら強めに焼いてもらってから頂く。他のお店に比べても300円は少し高めの値付けの様子。たぶんほさかやさんは串の本数でお勘定をするからその辺のご都合もあるのかもしれません。


からくり焼き \350

最後はせっかく来たのでと、からくり焼きをもう一本。2本目のほうが焼き具合が全然よかった。最後のシメの印象がいとまた行きたくなりますね。お支払いは3450円でした。ごちそうさまでした。


ここもまた来たいし、ほかにも行きたい。
うなぎ串はもっと注目すべき東京文化!




店を出て1枚。自由が丘の懐の深さを思い知りました。
このあと自由が丘を散策して帰りました。


駅前で1枚。上は東横線、下が大井町線で合ってましたっけ。
また途中下車しよう。



【ほさかや・地図】


余談ですが鰻串って関東だとよくある業態のようですが、名古屋圏・関西圏ではお目にかかることがありませんでした。お酒を飲みながら1本単位でつまむなんてのは焼き鳥ぐらいのもんです。

これまで鰻といえばお座敷だったり、漆黒塗り風のテーブルで1時間ぐらい待って出てくるイメージ。やってみると鰻串は楽しいものだし、さらにいえば本当のちょっと一杯、できれば1000円台でさらっとこういうところ使いこなせるようになりたい。鰻串は青物横丁とか渋谷、新宿にも名店があるそうなのでそちらもいってみたいです。

うなぎは絶滅種とかも聞くからあまりこの業態が広まってしまっても困るのだけど行けるうちに色々なお店に顔を出してみたいなあと思う次第なのでした。

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